月末の日曜日に、奥宮の改修工事が終了した地元の神社と水難除けのご利益があるお寺を訪れました。
そこで「えっ!」て事が起きました。妻と顔を合わせて「胸がいっぱいに」なってしまいました。そんな事ってあるんだね!って話なので、話の続きに興味をもって頂けたら幸いです。
気にならないあなたにも、「縁は円を作り絆を結びつける」「絆は縁を結び円となる」この事を感じてもらえたら幸いです。縁とは絆を運(はこ)び 円になって巡るんですね!!
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鹿島神宮参拝
鹿島神宮の改修工事が終了した奥宮を参拝する前に、まずはここ!北浦の「一の鳥居」から。湖上にそびえる鳥居の存在感に圧倒されます。東国三社(とうごくさんしゃ)参りの玄関口として機能したのが北浦の「一の鳥居」なんです。
東国三社とは「鹿島神宮・香取神宮・息栖(いきす)神社」の事を指します。利根川の舟運を利用して、江戸時代には東国三社参りが行われていました。息栖神社から船に乗り北浦の「一の鳥居」大船津で上陸して、鹿島神宮に参拝してたんですね。
昔の人達は、息栖神社から船に乗り北浦の「一の鳥居」大船津で上陸して、鹿島神宮に参拝してたんですね。大鳥居手前には鹿のオブジェもあります。鹿は神使いとされています。
これが、鹿島神宮入口の大鳥居です。東日本大震災で倒壊したコンクリート製から、平成26年(2014)に木製で再建された大鳥居です。
そして、大鳥居を抜けて参道を進むと、鹿島神宮の楼門が姿を現します。この門は重要文化財に指定されていて「日本三大楼門(ろうもん)」の一つなんですよ。
ちなみに日本三大楼門とは、鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)、筥崎宮(はこざきぐう・福岡県福岡市)、阿蘇神社(熊本県阿蘇市)の三つです。楼門の定義ですが、寺社の入り口に建ち、2階建ての上部に屋根がある門の事です。
楼門をくぐると右側に拝殿と本殿があります。ここでお参りをします。平和な日々が続きますようにと参拝してきました。この世の中の紛争地域で、さらなる負のスパイラルに陥らないようにと願うばかりです。
本殿の参拝も済ませ奥参道を進みます。すると少し開けた場所の右側に奥宮(おくみや)があります。奥宮の改修工事(2022年2月7日~3月31日)が終わったので、妻と参拝する事にしました。
前回来た時は、工事用の足場があり建物がよくわからない状態でしたが、きれいに改修されていました。きれいに生まれ変わった奥宮でも、平和な日々が続きますようにと願ってきました。
参拝も終わり。帰りに御朱印を頂いて、次の目的地に向かいます。
門前そば竹やぶ
無事参拝も済ませたので、昼食にそばを食べました。今回二度目の来店です。「美味しいそばの記憶」が残っていたので、また寄ってみる事にしました。
私は「天せいろそば」を頼み、妻は「天ざるそば」を頼みました。値段の差が気になったので、別々の品を注文してみました。結論は、そばの器の違いと海苔が付くかの違いでした。細かい所を気にしてしまうのが、私達夫婦の変な癖です!w
値段の差より味が大事ですよね。前回と変わらずそばはのど越しもよく、天ぷらもカラットあがってほのかなゴマ油の香りで美味しかったですよ。それから、そば湯も出してくれます。ちゃんとしたそば屋の証(あかし)ですね!大満足です!!
潮来市潮音寺でビックリな出来事
昼食を済ませて向かった先は、潮来市にある「奈良薬師寺東関東別院水雲山潮音寺(すいうんざんちょうおんじ)」です。なぜここに来たのかは、息子が船舶関係の仕事についているんですね。ここには浪逆(なさか)不動明王が祀つられています。なので「航海安全」を祈願しに来たんですね。
このお不動様は「海上安全」の護り仏として深く信仰されています。
弘法大師空海が唐から日本への帰路の際、嵐に遭遇して自分で彫り上げた不動明王像に祈願したところ、剣で嵐の荒波を真っ二つに割り、無事に嵐をくぐり抜け帰国する事ができ、弘法大師をお救いになったという伝承があるようです。
本殿「不動明王・慈母観音・地蔵菩薩」と不動堂「浪逆(不動明王」で手を合わせてお参りです。
不動堂の隣には「千体地蔵尊」がありました。「えっ!」・・・私達夫婦が三陸行脚の旅(Part.1)で訪れている宮城県の大川小学校の生徒と職員の供養がされていました。
ここから遥か遠い地の被災地、大川小学校に度々訪れていたので、まさかこんな近くで供養がされているなど、夢にも思いもしていませんでした。
妻と顔を合わせて「胸がいっぱいに」なってしまいました。こんな事ってあるんですね!鳥肌が立ってしまいました。縁とは絆を運(はこ)び円になって巡るんですね!!
今月8月11・12日の二日間(18:00~22:00)に、潮音寺万燈会東日本大震災の犠牲者と大川小学校の犠牲者の供養がされている事を知ったので、仕事が終わってから駆け付けたいと思います。もう少し、潮音寺について調べてまとめてみようと思いました。
まとめ
鹿島神宮の楼門で後光が差していたのは、奈良薬師寺東関東別院水雲山潮音寺で、「え?!」と驚きを予感させる演出だったのでしょうか?!ほんとにビックリしました。妻と顔を合わせて「二人で胸が熱いよね・・・」って、泣きそうなくらい感動しました。
神がかりな事って起きるんですね!今回の件で、神仏習合(しんぶつしゅうごう)と言う言葉(宗教について語るつもりはありません。)がありますが、日本人気質に融合していて合ってるんじゃないかと思いました。
私達夫婦には間違いなく合ってると思います。どうか一つ、宗派関係なく「平和な日常」を祈願して行きましょう!
今月8月11・12日の二日間(18:00~22:00)に、潮音寺万燈会東日本大震災の犠牲者と大川小学校の犠牲者の供養がされている事を知ったので、仕事が終わってから駆け付けたいと思います。